工学博士 故三橋鉄太郎は、1937年(昭和12年)東京大学工学部 冶金学科を卒業、以来特殊鋼の研究に生きた人であり、陸軍省、東大講師、総理府金属材料研究所部長等、この分野の要職を経ており、著者も多く学内外で本人に師事した人は相当な数にのぼっている。
1962年(昭和37年)に病のため公職を去り、療養の傍ら磁器顔料や釉薬、又はセラミック等を研究していたが、これらのものが鋼の浸炭、脱炭の防止に役立つことを知り、同僚や後輩諸氏に依頼をしてその実用試験に成功、高温下における鉄鋼の酸化防止コーティング剤を完成、鉄鋼界のため側面より貢献しようと願い、知人である現セラミックコート株式会社の代表取締役北岡正宏氏と共に1964年(昭和39年)4月にその製造を開始し、特殊耐熱コーティング剤として発売した。その後、
1965年04月
1965年06月
1975年09月
1978年
1979年03月
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1995年07月
1997年11月
2003年12月
2006年04月
2006年07月
2014年04月